本を読んで実際にやってみて感じた事は、意外と相手によって出来ないなって思いました。あと先手番だとかなり指しにくいなって思ったので、ちょっとまとめてみました。
先手番
① ▲76歩△34歩▲22角成△同銀▲78金△33銀▲68銀△42飛orダイレクト向かい飛車や△32金から中飛車
→相手が角交換振り飛車(やばボーズができない上に角交換を活かされてどんな戦法で対抗するにしても手損で立ち遅れ大きく不満)
②-1 ▲76歩△84歩▲78金△34歩▲22角成
②-2 ▲76歩△34歩▲22角成△同銀▲78金…後手が居飛車
→先手やばボーズ(手損なく先手番を活かせて良し)
③ ▲76歩△84歩▲78金△85歩▲77角△34歩▲22角成
→後手やばボーズに合流(1手損だが、後手定跡に合流でき不満なし)
④ ▲76歩△84歩▲78金△85歩▲77角△62銀▲68銀…後手が角道を開けてこない場合
→力戦振り飛車or居飛車(78金形を先に決めてしまってるので振り飛車にした場合対応されやすい。出来なくもない居飛車をやった場合、相手の土俵になる)
先手番まとめ:先手番でやばボーズを狙うのは相手の戦型により大きなリスクあり。特に①の場合、どうすることもできず大きく損する事となる。将棋ウォーズなら相手の得意戦型が表示されるため、①を回避できるかもしれないが、④次第。
後手番
① ▲76歩△34歩▲24歩△88角成
→後手やばボーズ
②-1 ▲76歩△34歩▲68飛
②-2 ▲56歩△34歩▲58飛
②-3 ▲76歩△34歩▲66歩
→先手が振り飛車の場合、居飛車or 相振り飛車(ゴキゲン中飛車には相振り飛車など対応を選びたい)
③ ▲26歩△34歩▲25歩△33角▲76歩
→1手損後手やばボーズor向かい飛車
④ ▲26歩△34歩▲25歩△33角▲68銀…先手が角道を開けてこない場合
→向かい飛車で対抗(形を限定できるので定跡を詰め込み勉強の価値あり)
後手番まとめ:後手番でやばボーズを狙うのは目立ったリスク無し。向かい飛車と相振り飛車の定跡を詰め込めば知らない戦型になりにくく良い戦法選択となるかもしれない。
先手番の場合3手目▲22角成は相手が居飛車であると確信できるまでは避けた方が良いでしょう。角交換系の振り飛車をやられるとどうしても先手番なのに手が遅れていて受け一方になりやすいです。
先手番でとにかくやばボーズを狙いに行くより、先手番だからできる戦法とかの方が良いと感じました。先手番でも手っ取り早く簡単なやばボーズもかなり魅力的だけど、初手▲78飛戦法とか良さそう!AmazonのKindle Unlimitedでサブスク登録すれば読めるし…。サブスク登録してとりあえず読みまくると何かわからないけど手筋とか応用がきくので棋力は上がると思います。読む時間が限られるからどれを読むかは慎重にならないとだけど、学生時代は物量読んで強くなった思い出。とりあえず、初手▲7八飛戦法は読んでみようと思います。